第1位
千枚漬
百数十年前に生まれた、京都の冬を代表するお漬物。京の伝統野菜「聖護院かぶら」を薄く切って丁寧に下漬けし、北海道産の昆布で漬け上げます。かぶらのきめ細やかなやさしい口当たりはまさに「はんなり」という表現がぴったり。
第2位
すぐき刻み漬
京都の三大漬物のひとつ、すぐき。その栽培や漬物は、上賀茂の社家から始まりました。乳酸発酵独特の酸味から漢字では「酸茎」と表します。刻み漬け上賀茂発祥の京名産「すぐき」を食べやすく細かく刻んだもので、お手軽に召し上がっていただけます。
第3位
大根浅漬
秋から冬にかけて旬になる大根。薄塩であっさりと漬け上げたものはまろやかな甘味があり、くせのない味が人気です。ご飯のお供にはもちろん、日本酒とも相性がよいのでお酒のアテに召し上がる方も多いようです。
白菜ぬか漬
秋から冬にかけて甘みがまし、旬を迎える白菜を糠床でつけた白菜ぬか漬は、お漬物の代表格。糠から豊富な栄養が浸透し、酵母による発酵で独特の風味と旨味が増します。あっさりした「一夜漬け」から日をおいた「ひね漬け」まで、発酵の段階を楽しめるお漬物です。
10月のオススメ!
第4位
長いも浅漬
11月〜1月に秋の旬をむかえる長いもは、世界でも珍しい、生でいただける芋です。薄塩で漬けた長いもはサクサクとした食感が特徴で、わさびをアクセントに添えたり、刻んだ梅干しと混ぜたりお豆腐にのせてみたりと、アレンジもしやすく人気です。
第5位
大根ゆず漬
旬の大根を薄塩で漬け、ゆずの皮とともに漬け込んだ大根ゆず漬。相性のよい取り合わせで、ほんのりとしたゆずの香りが食欲をそそります。これからの鍋の季節、旬を感じる箸休めとしても人気のお漬物です。
第6位
胡瓜赤しそ漬
塩漬け胡瓜を赤しそに漬けた、コリコリと歯切れがよいお漬物。食卓のアクセントとなるしその鮮やかな赤色は、食欲増進にもなります。歯ごたえと風味が良いので、さらさらとお茶漬けにして召し上がる方も多いようです。
第7位
赤かぶら浅漬
皮は赤く中身は白い中かぶを漬けた赤かぶら浅漬けは、皮ごとつけるのが特徴です。浅漬け、ぬか漬けと種類があり、それぞれに違いが楽しめます。中が白いので紅白の姿がおめでたく、これからお正月にかけても人気となります。
第8位
しば漬醤油漬
京都・大原発祥の京名産「しば漬」を醤油風味で漬け込みます。酸味がまろやかになり、しば漬けの酸っぱさが少し苦手という方にも、しば漬を楽しんでいただけます。お茶漬けに、おにぎりの具などにもおすすめです。
第9位
小かぶら浅漬
白くきめ細やかな小かぶらは葉もやわらかく、実と葉のどちらも楽しめるお漬物です。特にこかぶらの葉はビタミンも豊富なので野菜感覚で食卓に取り入れる方も。あっさりと甘みのあるくせのない味で、濃い口やこってりしたお料理の箸休めにもおすすめです。
第10位
白菜浅漬
10〜2月にかけて旬になる白菜の素材の旨味を損なわず、あっさりと漬けた浅漬は幅広い世代に人気のお漬物の王様。濃縮された野菜の味が楽しめるお漬物です。胡麻、七味や粉山椒をふったりと調味料の工夫で個性的な一品にもなります。
季節は秋から冬に移り変わるこの時期、売れ筋も旬の素材がメインになってきています。ランキングを見て「ああそうだ!今はアレが美味しいんだよ!」と思い出す方もいらっしゃるのでは。今夜の食卓にはどのおつけものを登場させましょうか?