しば漬け発祥の地、大原の各農家では、しば漬けに使う「赤しそ」の栽培が夏に向け本格的にスタートします。
一般的に栽培が難しいとされている食用のしそですが、しば漬けで使うしそは、「赤しそ」と呼ばれる通常の青しそよりアントシアンの薬効や殺菌効果の高い赤しそを使います。
赤しそは1年のうち6〜8月にかけてしか収穫できず、しかもこの土地でしか量産ができません。
この赤しそが健康に育つ条件である、
・初夏の晴天時にも土が極端に乾かないこと。
・葉食い有害虫の発生場所が近辺にないこと。
・朝霧や夜霧が、適度にしその葉にまとわれること。
は、この大原の土地気候風土と一致します。
奥田しばの自家農園で栽培される赤しそは「ちりめん紫蘇」とも呼ばれる、肉厚で、香りが高いままの高級品です。
また近年は、この赤しそを使った「しば漬」が「京ブランド」として認定されています。
奥田しば漬本舗
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